カテゴリー: ワイヤーカット

ワイヤーカットは、メンテナンスという名の掃除が作業の1/3を締めると思う。写真のようにテーブルを外さないとメンテナンスできないところもあって意外と大変なんですよねー！！（最新の機械は外さなくても良いみたい。。。）

フィルター、電極ガイド、ワイヤー線、などなどちょっと動かすとメンテナンス、メンテナンス、ってすぐに必要になるんですよね〜！！自分は向かない。。。

なんか、メンテナンスとかって、サボりたくなっちゃう！！加工みたいに納期が決まってないから、先伸ばししちゃうんですよねー！！まぁ、ワイヤー加工機を触ることあんまないから、良いんですけどね^ ^

その点、うちの親父はよくメンテナンスするんだ！！ちょっと暇になるとすぐにバラす。これは、性格かな〜。なんでも分解するの好きだから、すぐにやりたくなっちゃうみたい！！

いやいや、その前に伝票整理とか図面の整理もやってよ。。。と思うんですが、メンテナンス最優先！！

ん〜、まぁ、これは良いところと諦めて、息子の私が事務をやりますかー！！

親父と息子たった2人の町工場の息子より。

シャルピー試験片とは？

規定の寸法で切り出した製品（写真右下のが今回の試験片です。）

その製品を専用の機械に設置して力を加えます。どこで試験片が破壊されたかで、その材料の強度を測るものです。

このシャルピー試験片なんですが、作るのが意外と面倒。。。材料を切り出して、6面フライスかけて、溝を精密に加工する。

材料が硬いと、余計に厄介になります！！試験に使う物なので数も少ないです。そんな時に意外とワイヤーカットが役に立つ！！

厚み方向だけフライス加工をし、残りは連続取りでワイヤーカットすれば、それほど費用もかかりません！！

マシニングとワイヤーを持ってる当社ならではっていう加工の１つでした〜^ ^

親父と息子たった2人の町工場の息子より。

ワイヤーカットには水をろ過するフィルターが付いています。これが無いとヘドロみたいのがこびりついて水槽内が汚れて加工ができない事になる~。

昔は目で圧力計を確認するだけなので破裂とか・・・たまにあったよな~。

今は、圧力計の数値が画面にでるし、数値が上がるとアラームがでるから破裂はなくなった。。。

けど、、、なんでこのフィルターは横置きなんだろ～！！前の機種は縦置きだった。縦置きの方が寿命が長持ちする気がするんだよな～。全体的に分散されそう。

横置きだと、下の方ばかり先に汚れてそこがいっぱいになると、圧力上がる→交換。。。ような気がする。

って事で、ワイヤーカット担当の親父は、十字にラインをいれて、せっせと90度づつまわしています。えらい～拍手～！！

イースタン技研さまのサビーナシステムを使うと、水質を変えて錆びずらくしてくれます。

ランニングコストが高いのがちょっとアレですけど。。。水に何か加える系だとフィルターとイオンが早く消耗するのでそれもいやだし～。

ただ、スイッチ入れてからすぐだと水質変化が間に合わずこういう事になります。５分くらい前からスイッチ入れとかなきゃだめだな。