ワイヤカットでクランプシロが少ない場合は?

掴みしろが無い〜!!!って事が良くあります。

まぁ、ワイヤカットの加工まで考えて設計はしてないので、仕方ないんですがね。ワイヤカットは機械テーブル(枠)のキワまで加工することができません。タチバナ製作所の機械はテーブル(枠)から10㎜は加工できない領域です。

できれば片面もちなんで10㎜はクランプしたい、そして10㎜加工できない領域、5㎜くらい予備が欲しい。10+10+5=25㎜欲しいんです!!!!

と、希望は自由に言っておきます。

今回のようにつかみ代がない場合!!本当はバーを渡してその上で加工するのですが、スピードが落ちるんですよね~。ヘッドが密着するしないで加工スピードがかなり変わってきます。そして今回のワークは加工時間が長い。。。+6ヶもある。

これはなんとかせねば!!

うちの親父さんがとった方法は邪道技!!ワイヤ線を曲げちゃうんです。

まぁ、うちではよくある事ですが、ワイヤカットを実際に使った事がないと気づかないものです。

クランプシロが少ないとワークが傾きます。その傾きに合わせてワイヤー線自体を曲げちゃうんです。ワイヤカットにはワイヤーを曲げて加工する機能があるので、それをワークの傾きに使っちゃおうって戦法!!

いろいろシバリはありますが、今回のような物はOKです。

おかげでスピードが落ちることなく加工できましたー^ ^

親父と息子たった2人の町工場の息子より。


ワイヤ放電加工・マシニング加工
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