モールド金型をニコイチで加工

モールド金型の加工です。

この部品が成型金型に組み込まれ、くっついたり離れたり可動します。

つまり。。。重なったときに正確な真円と寸法がでていなくてはいけない!!なのでニコイチで加工しました!!というかニコイチで加工してくれと言われました。

一番のポイントは位置だしですよね、2ヶのブロックが重なった時の平行度や平坦度は最大で0.01mmできれば0.005mmくらいにおさめないといけません。

研磨ブロックなので1ヶならどってことないのですが、2ヶ合わせてとなるとなかなか難しんですよね~!!ハンマーだと強すぎるので、小さい銅ブロックでコツコツ叩きながら調整していきます。

今回はあまりうまくいかず、平坦度は0.01mmになってしまいました><

お客さんから0.01まではOKと言われているので勘弁してもらいましょう。

おもて面の加工が完了です。

できればこのままウラ面にいきたいなぁ~と、

裏返したときにゼロから平行・平坦だしをするのはしんどいし、0.01mmの狂いが表面と同じ方向にでるとは限りませんし!!そこで側面に細工をします。

いろんなことに使える「アロンアルファ最強説」

最近アロンアルファをうまく使えてきてる気がします!!効率もあげることで、精度ものでも価格の上昇は最小限に抑えたいですね!!

加工後、アロンアルファは油砥石でこすれば簡単に落ちます!!

タチバナ製作所では接着剤はがし、ゼリー状、液体とそろっているのでそれを使えば異形状でもきれいにおちます。

次は両面テープを使いこなしていきたいです!!薄物を貼り付けて加工とかいろいろ使えますからね!!

親父と息子たった2人の町工場の息子より。


ワイヤ放電加工・マシニング加工
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