リバースエンジニアリング
リバースエンジニアリング
製品はあるけど図面がない。。。
そんな時は「リバースエンジニアリング」をご活用下さい。
製品の図面がなかったり生産中止になっていた場合、同じものを加工する事は容易ではありません。 このようなニーズに応えられるのが?「リバースエンジニアリング」です。 リバースエンジニアリングとは、今ある製品を3Dスキャナーにより抽出し新たに加工用図面を作成することです。
打合せ→3Dスキャン→データ作成→金属加工→完成
リバースエンジニアリングをする際は最初の打合せが非常に重要になってきます。 用途をなるべく詳しく伺ってから、どの程度ラフで良いのか? どの程度公差を 入れるのか?によって金額がかなり変わってくるからです。
3Dスキャン+データ作成のみで3万~10万と金額にかなりの幅があるので、 測定できるとこはハンドワークで測定し、 できないような曲面形状のみをデータ取りするのがコストを抑えるコツになります。 お客様の方で可能なところを測定していただけると更にコストを抑えられます。
弊社では、金型部品のリバースエンジニアリングを得意としています。 金型部品を普段から加工しているので、金型の工程を聞けばどの程度の 公差かおおよそわかるからです。 またワイヤーカット、マシニングセンタを保有しているので、データ作成後そのまま金属加工にかかれるのも強みの1つです。
上の図は、プレス金型(絞り工程)部品の依頼です。
2D図面はあるが、3Dモデルはないとの事でした。
製品は熟練の金型職人により手仕上げで最終仕上げがされています。
「もうその職人さんはいないので、同じ物が作れない。」という相談でした。
裏面のノック穴やタップ穴は図面があるので、3D曲面のみ3Dスキャンをおこないます。 その後、加工可能な3Dの面データに変換してから、加工に入ります。
弊社の得意な、マシニング→焼入→ワイヤーカット というながれでスムーズに加工は進み、お客様に納品したところ、 上手く製品ができたそうです。
用途により3Dスキャンの費用が大幅に変わるので、まずはお気軽にご相談ください。
タチバナ製作所のリバースエンジニアリングが、日刊工業新聞の雑誌「型技術 1月号」に紹介されました。
HRC60の硬い焼入れ材の加工屋やケミカルウッドの検査治具、プレス部品のリバースエンジニアリング。
数々の金型メーカー様の依頼に答えていくうちに、多くの事にチャレンジすることができました。
親父と息子たった二人の町工場です。このような小さな町工場に取材に来てくださってありがたく思います。
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