底面にRをつけるのは、意外と手間がかかる。

工程

裏から穴加工➡︎横面から2.5次元加工➡︎上から3次元加工

この時の横面から2.5次元加工をする時!!底Rって思いの他やっかいなんです。他のCADを使った事がないんでわかりませんが、底Rってだけで3次元加工の項目に縛られてしまう!!

うちのCAD(VISI)は3次元よりなんで、2〜2.5次元の加工がやっぱ弱いなぁ〜。って思います。昔に比べると良くなりましたけどね!!以前はホント2次元CAMはオマケ程度でした(・・;)

タチバナ製作所でマシニング加工をする際は99% CAD・CAMでデータ、NCプログラムを作り機械に転送して加工します。

2工程めの単純な加工は2次元加工でやった方が効率よく進むんですのねー!!プログラム作るのも早いし!!

この底Rのせいでー!!

って、今回は良いんです!!このRは必要なんで。前回R3にしたら割れてしまったらしく、強度を持たせるためにR15にするようです!!

たまに、これいる??角で良いだろー!!って時は、ちょっとテンション落ちます(笑

もちろん、キチンと加工はしますけどね^ ^

さてさて、そんな底Rを加工するとき、タチバナ製作所では、こんなカッターを使います。

OSGのチップ式のラジアスカッター

お気に入り工具の1つ!!ラジアスカッターは各社だしていますが、これのロングタイプを使った時に、ビビリが少なく感動しました!!

他社のロングを使ったら、ビビって仕方がなく、これに変えたらあら不思議^ ^

結局レギュラーサイズもロングサイズもこれに戻しました。1つデメリットをあげるなら、チップが高い。。。1ヶ1000円くらいする。

ロングじゃなければ、他社のでもいーかなーと思います。うちの40番じゃそんなに負荷かけられないし。

イヤイヤ、あの時ロングで味わった差が脳裏に焼き付いてるからかぁ〜これからも使っていきますよ!!4面使えるので、チップ費用もそこまで気にならないはずです。

高送りで荒加工➡︎このカッターで中仕上げしながら15Rを作って➡︎ハイスのΦ20フラットエンドミルで側面を仕上げます!!だいぶこの方法で慣れてきたかな。手間がかかっても、チャレンジし続ける事で慣れてくるんですねー!!

常に昨日の自分を超えていきたいです!!

親父と息子たった2人の町工場の息子より。


ワイヤ放電加工・マシニング加工
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