ワイヤーカットでは、切り抜いたものが製品になる場合と、切り抜いた物はカスで、残った物が製品になる場合があります。
キー溝加工などは、残った物が製品になりますね。今回は、切り抜いたものが製品になる場合の話しです。
通常はは一回切りで済ませます。一箇所だけヘソができますが、そこを手作業で取り除けば済むからです。らく〜^ ^ただし、金型なので、サイズが大きく
- ワークの歪みを取りたい。
- 面粗度が必要。
- 寸法精度が必要。
って場合は、どうしても二回加工、三回加工が必要になってきますね。でもね、一回と二回以上ってのは結構手間が違うんですよね〜。(ちなみにワイヤーカットの加工屋さんは、1stcut、2ndcut→ファーストカット、セカンドカットって呼びます。別にカッコつけてるわけじゃなくて、説明書にそう書いてあるからですよー!!)
写真のような場所に二箇所以上の繋ぎを作っておいて、仕上げてからつなぎを切断します。つなぎの部分は一回加工になるので、切断箇所は研磨で仕上げるか、必要ない場所などに設定します。
どうしても繋ぎも仕上げたいって場合は、もう一手間かければできなくはないけどね〜!!
親父と息子たった2人の町工場の息子より。
ワイヤ放電加工・マシニング加工
㈲タチバナ製作所
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