だいぶ前にワイヤカットの治具を親父さんが作ってました。
長い治具で、大きなワークや遠い箇所をクランプする時に使うものです。長いものがなくて不便だったことがあり、暇な時に作ったは良いが、活躍の場がなく2年以上もすぎていました。。。
と思ったら、やっと来たー!!段差があって、遠い箇所しかクランプできない加工品が~!!ロングジグが大活躍しました。
加工はキー溝の追加工です。
キー溝の追加工って以外と手間がかかります。使用上問題がなければ、反対側とかに新規で切り直したほうが安くすみます。。。等々お客様に説明した後に、やっぱ現状の場所に追加工でって事になりました。
キーと平行にセットする。これに尽きるんですが、キーの幅だだとせますぎてうまく平行だしができないときがあります。。。今回は10mmなんでギリギリできそうかな~。。。
そんな時は、ブロックゲージをキーにピッタリとなるまで合わせてから、差し込みます。そのブロックゲージの並行を出せばキーとの並行もだせるって作戦です。
並行、位置出しができれば加工自体はいつものキー加工とそんなに変わらずに加工できます。しいて言えば、奥行きは変わらない事が多いので幅方向だけ加工するようにちょっとプログラムに細工をするくらいですね。
無事にキー溝の追加工が終わりました~。
何事も準備しておくことが大切ですね。
親父と息子たった二人の町工場の息子より。
ワイヤ放電加工・マシニング加工
㈲タチバナ製作所
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