上下異形状の加工。(自分メモ)

ワイヤカットには上下異形状という、ちょっと変わった加工があります。ワイヤカットの上ヘッドと下ヘッドを個別に動かして、3次元形状の用に加工する方法です。機械は指示通りに動くのですが、プログラムが面倒。。。以前は親父さんがポチポチと手入力をしていましたが、チェックしたりといろいろ大変でした。

今ではCAD/CAMを使い簡単に~。。。と言いたいところですが、たまにしかやらずいつも苦労するので、注意点を日報で残すようにしました。

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Q:ワイヤーカットの面粗さとは?

Q:ワイヤーカットの面粗さ(面粗度)ってどれくらいなの?

という質問をよく受けます。ざらざらした面なのか、ピカッと光るかんじなのか、ヘアライン仕上げくらいにはなるのか??・・・etc

面粗度を言葉で説明するのはなかなか難しいのですが、数値のみで示してもなかなかイメージがわかないと思うので、写真と数値+自分の感覚で説明したいと思います。

↓↓↓が今回加工したテストピースです。

S45C
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単品だからこそ面白い。バイク部品オーダーメイド加工の話

■ バイク部品のオーダーメイド依頼

バイク部品のオーダーメイド加工のご依頼をいただきました。

こういった案件、基本的に👇

👉 必要数は1個

正直、単価は合いにくいです。


■ それでもやる理由

今回は👇

  • ちょっと面白そう
  • 手書きで図面を用意してくれていた

👉 やる理由が揃っていた

なので、

👉 納期を少し長めにいただくことでコスト調整

お客様の予算に合わせて対応しました。


■ 作って終わりじゃない

今回よかったのがここ👇

👉 どう使うかを教えてもらえたこと


■ ものづくりの基本

  • 何に使うのか
  • どこに付くのか
  • どう役に立つのか

これが分かると、

👉 加工の意味が変わる


■ 見えなくなりがちな現場

普段の仕事って、

  • 複雑な部品
  • 分業
  • 流れ作業

👉 完成形が見えにくい

気づくと👇

👉 ただ機械を動かしているだけになる


■ だからこそ

こういう仕事は大事です。

👉 「誰のために作っているか」が見える


■ お客様からのご報告

実際に取り付け後の写真と一緒に、
こんなご連絡をいただきました👇



先日作成いただいたバッフルを取り付けました。
CB250Rのカスタムで使用しています。
エキパイ内径42.6㎜に合わせて挿入し、
サイレンサー(モリワキ製)との間に組み込みました。

クリアランスは少しマイナス気味にして、
シールテープで調整しています。

現状、問題なく取り付けできています。
ありがとうございました。


■ 最後に

単品加工は効率だけ見れば微妙です。

でも👇

👉 やりがいはデカい

  • 使ってる人の顔が見える
  • フィードバックがもらえる

こういう仕事、たまにはいいですね。


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三角形はクランプできない?答えはジグ一択です

■ 三角形の製品を3D加工

今回は、三角形形状の製品加工です。

見た目はシンプルですが、
問題はここ👇

👉 どうやって固定する?


■ 三角は地味に厄介

  • 丸じゃない
  • 角物でもない

👉 普通にクランプできない形状

1個なら無理やりやる手もありますが、
今回は👇

👉 40個

さすがにそれはやりたくない。


■ 結論:ジグ作ります

こういう時は迷わず👇

👉 専用ジグ製作


■ ワイヤカットが強い

今回のジグは、

👉 ワイヤカットで三角形を抜き加工

この時点でほぼ勝ちです。


■ クランプ方法

さらに👇

👉 横からネジを入れて押し固定

シンプルだけど確実。


■ ただし注意点

このクランプ、正直👇

👉 そんなに強くない

なので加工は、

  • 切り込み浅め
  • スピード重視
  • 負荷をかけない

👉 削り方でカバー


■ 結果

👉 無事完了

こういうのは段取り8割です。


■ このジグ、どうする?

正直👇

👉 たぶんもう使わない

でも可能性としては、

  • 追加工が来るかもしれない
    → 半年くらい保管

もしくは👇

👉 お客さんに返却


■ 信頼関係ありきの話

ジグを渡すって、

👉 普通はちょっと怖い

でも今回は、

👉 この人なら大丈夫って思えるお客さん

こういう関係は大事にしたいですね。


■ 最後に

  • 面倒な形状
  • 数量あり

👉 ジグで一気に楽になる

加工より段取り。
ほんとこれです。


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めんどくさいを放置しない。丸台座に磁石を仕込んだ理由

本文

■ 丸の台座に磁石を埋め込む

丸物の加工はそれほど多くありませんが、
仲間の旋盤屋さんからの依頼で、ちょくちょく対応しています。

数量はだいたい
👉 1個〜5個の小ロット


■ チャックか?クランプか?

この手の加工で毎回迷うのが👇

  • スクロールチャックでいくか
  • 上下クランプでいくか

今回は
👉 上下クランプを選択


■ でもここが面倒

いつもこんな流れ👇

  1. 加工が終わる
  2. 台座を外す
  3. サブテーブル掃除
  4. また台座をセット

👉 正直、めんどくさい


■ じゃあどうする?

そこで今回👇

👉 丸台座に磁石を埋め込み


■ 効果はシンプル

  • 台座がズレない
  • 脱着がラク
  • セット時間短縮

👉 地味だけど効く改善


■ 完成イメージ

(ここに1枚目の写真:磁石入り丸台座)


■ 実際の使用状態

(ここに2枚目の写真:クランプしてる全体)


■ 最後に

「めんどくさい」って、
ただの愚痴で終わらせるか、改善の種にするか。

今回みたいに👇

👉 ちょっとした工夫でストレスが消える

これの積み重ねが、結局一番効いてきます。


👉 めんどくさいは悪じゃない
👉 放置するのが一番ダメ

どんどんラクにしていきましょう。


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検査は人によって変わる?バラツキを潰すための治具改良

■ プレス製品の検査治具

今回は、プレス製品の検査治具の改良です。

以前に製作したものですが、
こんな相談をいただきました。

👉 検査方法にバラツキが出る


■ 原因はどこか?

話を聞いていくと、

  • 測る人によって微妙に違う
  • 当て方・角度が安定しない

👉 再現性が取れていない状態


■ 改良内容はシンプル

やること自体は難しくありません。

👉 検査用ブッシュを入れる穴加工

ただし、そのままではダメ。


■ ポイントは「角度」

今回のキモはここ👇

👉 穴を傾ける

角度が振れている製品に対して、
検査側を合わせにいく形です。


■ 位置出しはいつも通り

位置決めは、

👉 いつもの位置決めジグを使用

ここはブレずに確実に。


■ 加工 → 検査へ

穴加工後、すぐに確認。

👉 ゲージ検査実施

結果は——

👉 問題なし、OKです。


■ 最後に

検査のバラツキって、

  • 人の問題に見える
  • でも実際は仕組みの問題が多い

今回みたいに、

👉 治具側を調整するだけで安定する

こういうケース、結構あります。


「測る人で結果が変わる」
そんな状態なら、一度見直す価値ありです。


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2枚重ねは楽?いや、セットが地獄です。本番加工スタート

■ アクリルテスト後、本番へ

先週のアクリルテストでOKが出たので、
いよいよ本番の加工に入ります。


■ 今回のセット方法

今回は、右側のプレートのように👇

👉 ブロックを2枚重ねて加工

見づらいですが、
右のブロックは左と同じものを2枚重ねた状態で加工しています。


■ 2枚重ねのメリット

これは正直👇

👉 加工は楽です

  • 同時に加工できる
  • 工数が減る

いいこと多いです。


■ でも問題はここ

楽なのは加工だけ。

👉 セットがめちゃくちゃ大変


■ どれくらい精度出すのか?

2枚重ねた状態で、

  • 平行度
  • 上面の傾き

👉 どちらも0.01mm以内

ここに収めます。


■ 平行度は問題ない

平行度は正直そこまで難しくない。

問題は次👇


■ 上面の“傾き”

これが厄介です。

上を叩いて調整すると、

👉 下も一緒にズレる

単純じゃない。


■ セットで見てるポイント

ここは完全に感覚と経験👇

  • 叩く位置
  • 力のかけ方
  • バイスの締め具合
  • 全体のバランス

これを見ながら、少しずつ合わせていきます。


■ セット完了 → 加工へ

セットが決まれば、あとは加工。

今回はすでにアクリルテスト済みなので、

👉 プログラムは完成している状態

位置だけしっかり確認して、加工に入ります。


■ 測定はどうする?

今回のネジは特殊仕様。

👉 社内では測定できません

なので、

👉 お客様で測定 → OK判断

この流れになります。


■ 結果

無事OKいただきました。

ここまで来れば一安心です。


■ 最後に

2枚重ね加工は、

  • 加工は効率良い
  • でもセットがすべて

ここでズレると全部終わります。

逆に言えば、

👉 セットで8割決まる仕事


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M30.24?測れませんけど何か。特殊ネジのテスト加工のリアル

■ モールド金型のテスト加工です

今回はモールド金型のテスト加工です。
テーマはこちら👇

  • M30.24
  • P1.96

…はい、なかなか見ない仕様です。


■ まず、このネジが普通じゃない

正直なところ、

👉 M30.24なんて測れません

既製の測定具では対応できないサイズです。
なので、やり方が変わります。


■ いきなり本番はやらない

いきなり金型にはいきません。

まずはアクリルでテスト加工。
加工 → お客様で測定 → OKなら本番、この流れです。


■ プログラムも一発じゃ出ない

次に問題になるのがピッチ。

P1.96。これも曲者です。
普通にやると、自動でプログラムは出ません。


■ じゃあどうするか?

ここでいつもの出番。

👉 カーメックスのカッター

まず「M30.24 P2.0」でプログラムを作成。
そのあと、ピッチの部分だけ手動で修正します。

これで完成。


■ モールド金型はここが重要

ネジが切れればOK、ではありません。

大事なのは👇
👉 カッターの進入位置


■ なぜか?

モールド金型は、流し込んだ樹脂がそのまま製品になります。

つまり、
👉 オス・メスが逆の感覚

この前提で考えないとズレます。


■ どう作るか?

今回はネジのスタート位置を
Z-2.5mmの低い位置に設定。

ここから加工をスタートします。


■ あえて“不完全ネジ”を作る

この設定でできるのが、

👉 不完全ネジ部

一見ミスに見えますが、違います。


■ この“不完全ネジ”の役割

これ、ちゃんと意味があります。

  • 入りやすくする
  • 組みやすくする

👉 ガイドの役目

製品としてはむしろ重要な部分です。


■ タチバナの立ち位置

うちは金型メーカーではありません。

だからこそ、

  • 条件を変えて
  • パターンを出して
  • 最終判断はお客様

このやり方を取っています。


■ 右側の大きいネジについて

写真右側のネジは台ネジ加工です。

こちらも同じ流れ。

打ち合わせ → テスト → 判断。
ここを飛ばすと、だいたい失敗します。


■ 最後に

今回みたいな案件は、

  • 測れない
  • 前例が少ない
  • 正解が一つじゃない

そんな仕事です。

でも逆に言えば、
👉 段取りを踏めばちゃんと形になる


OKが出たので、次は本番の金型加工。

ここからが本番です。


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M30.24 P1.96

という特殊ネジのねじ切り加工をします。かなり特殊なので、綿密にお客様と打ち合わせをして、アクリルでテスト加工。お客様で測定をしてOKがでたら本番の加工をします。

まずはM30.24なんて測定できないですしね。

いつものカーメックスのカッターの出番です。

P1.96なんて自動でプログラムは出ませんが、カーメックスの自動プログラム作成で「M30.24 P2.0」のプログラムを作成します。

その後手動でピッチの箇所だけ編集すれば完成~。

そしてモールド金型の場合カッターの進入箇所が大事になります。流し込んだ樹脂が製品になるので、オスメスが反対になるイメージです。ネジのスタート箇所をZ-2.5mmと低い箇所からスタートして、不完全ネジ部を作ります。この不完全ネジ部が製品だとガイドの用な役目になります。

弊社は金型メーカーではないので、何パターンか加工して、後はお客様に判断してもらいます。

右側の大きいネジは台ネジの加工です。こちらも綿密に打ち合わせをしてから判断してもらいます。

さぁ、OKがでたの次は本番の金型加工だ~!!

つづく


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レーザー→焼入れ→ワイヤカットの落とし穴と、町工場の回避テク

今回は、焼きが入ったSK材の鉄板に大きめのコの字抜きをワイヤカットで仕上げ加工しました。
外形と手前の長穴はレーザーで先に加工し、その後に焼入れ。
最後に**±0.005の精密箇所だけをワイヤカットで仕上げる流れ**です。

交差が緩ければどうってことないんですが、今回はさすがに苦戦しました。


応力が暴れて歪む鉄板。大開口では“あるある”のトラブル

焼入れ後の鉄板を大きくくり抜くときにまず警戒するのが 応力解放による歪み です。
一発でガッツリ抜くと、内部応力が一気に出て形が崩れます。

なので予定通り

  • レーザー屋さんに応力逃がし用の大穴を中央に開けてもらう
  • その後に割りを一発入れてから本加工

という段取りで暴れを抑えつつ加工に入ります。

ここまではいつもの想定内。


しかし今回はトラブル発生

加工中は公差内にバッチリ収まってたのに、
クランプを外した瞬間……

「小さくて入らん!」

完全に歪んでました。
どうやら、鉄板がガタガタすぎてクランプした瞬間に強制的に歪んでいたらしい。


対処法:シムを敷いて“面”ではなく“点”で押さえる

そこで次の手に変更。

  1. プレートの下に真鍮シムをセット
  2. シムがある部分だけをクランプ(=鉄板の歪みを修正しないよう固定)

これでプレート全体を無理に押しつぶさず、歪んだままクランプします。

加工を再スタート。
加工後にクランプを外して確認すると——

今回こそ公差内に収まってました。助かった。


“研磨すべき案件”でも、予算次第で段取りを工夫する

正直、このレベルの交差なら板厚面は研磨をするのが通常のながれ。
でも今回は予算も限られていたので、
ワイヤカット側で段取りとクランプ方法を工夫して仕上げました。

結果として、

  • お客さんのコストは守れた
  • うちは技術が一つレベルアップした

ということで、まあ結果オーライです。


今年の日報はこれで最後になります。
なんて事ない日々の加工方法を記した日報ブログですが、あなたが見てくれている人がいるだけで、少しはやる気が出ます。今年も読んでいただいてありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します。

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ワイヤーカットで丸物加工40mm切り欠きも問題なし。タチバナ製作所のワイヤーカット治具紹介

そろそろ年末モードになってきました~。

今回は、SUS304の丸棒に深さ40mmほどのコの字切り欠きをワイヤーカットで加工しました。

浅い切り欠きならマシニングでも対応できますが、40mmの深さになると変形リスクも大きいため、ワイヤーカットの依頼をいただくケースが多いです。

写真のように、丸物をしっかり固定できれば、ワイヤーカットとしては特別むずかしい加工ではありません。
ただし——
丸物を安定して固定できる治具(Vブロック)がないと、一気に手間が増えるのが現実です。


タチバナ製作所が加工をスムーズに終わらせられる理由

うちでは、ワイヤーカット専用の治具をの多くを自作しています。
暇な時間に作るのが一番使いやすいし、現場のクセが分かってるから改良もしやすいんですよね。

今回使ったVブロックのポイントは次の3つ。

① 固定しやすいように両サイドへ切り欠き加工

どんな姿勢でもクランプしやすく、段取り時間が短くなる。

② ワークを直接固定できるように治具にタップ加工済み

丸物が転んだりズレたりする心配がない。

③ ワイヤーカットの弱点(高さが上がると遅い)を避ける低い設計

加工速度をできるだけ落とさず、段取りも安定。


深い切り欠き加工は、専用治具がある町工場が強い

丸物 × 深い切り欠き × SUS304
この組み合わせは、段取りの良し悪しがそのまま品質と納期に影響します。

自作治具を使いながら、なるべくサクッと加工を終わらせています。


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0.5φの穴加工「t0.5ステンレスにΦ0.5穴加工!超極細ドリルで挑んだマシニング加工の実録」

t0.5ステンレスにΦ0.5穴加工!極細ドリルで挑んだ薄板加工のリアル

今回のご依頼は t0.5mm のステンレス板に Φ0.5mm の穴加工。
最初は「いつも通りワイヤーカットで外形から切るのかな?」と思っていたら……
いやいや、レーザーで外形を抜いた状態のワーク支給でした。

まぁレーザーで十分な精度なら、コスト面でもレーザーの勝ち。
「外形もワイヤーでやらせてくれ!」なんて口が裂けても言いません。心の中だけで叫びましたけどね。笑


■ Φ0.5mmの穴加工、その不安と現実

実は Φ0.5mm の穴加工って 人生で1回くらいしかやってない
正直ちょっとビビりました。

まず最初に選んだのは、タチバナ製作所が愛してやまない OSGさんの EX-SUS-GDS
ただ、届いてみてビックリ。

細い部分の長さが思ったより長い!

Φ0.5 のストレート部が 7〜8mm くらいあって、
「あれ?もっと短いと思ってたんだけど…?」と軽く絶望。

折れるか心配だ~。

カタログには溝長さは載ってるけど、細径ストレート部の長さは載ってないんですよね。
これ、地味に罠。


■ ミスミの超硬ドリルに救われた話

ドリルではなく自分がビビって
ってことで、慌ててミスミで 超硬Φ0.5mmドリルを追加購入。

これが正解。
細い部分が短く、超硬なので剛性もあって安心感が段違い。

結果……

無事に加工完了!!

いやほんと、胸をなでおろしました。


■ ドリル、ちょっと買いすぎ問題

Φ0.5以外にも径違いの加工があり Φ0.6、Φ0.7 を各2本ずつ買ったので、
しばらく極細ドリルには困りません。

嬉しいんだか悲しいんだか。


まとめ

  • t0.5mmステンにΦ0.5穴加工
  • OSGは細径部が長く不安 → 超硬ドリルの安心感
  • 無事に加工完了、だけどドリルは大量に余った。笑

薄板+極細穴は怖いけど、工夫すればちゃんと通せました。


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【ワイヤーカット】40kg超の重量物にダブルキー加工。焼入れ前後の段取りが大事!!

今回は ワイヤーカットでダブルキー溝の加工 を行いました。
しかも、これがとんでもなく重い。写真では伝わりにくいですが、1人で持ち上がらないレベル(40kgオーバー) の重量物です。

さらに厄介なのが、表面だけが硬くなる“高周波焼入れ”が入る部品だということ。


■焼入れ後にキー溝を切らない理由

高周波焼入れは表層だけ硬くする処理なので、
焼入れ後にキー溝を加工すると…

キー溝の部分だけ“焼きが入ってない柔らかい部分”になる

という問題が起きます。

歯車を扱うお客様なので、強度に関しては当然シビア。
そのため、工程は少し面倒ですが、次の順番に。

  1. 焼入れ前に荒加工のキー溝をワイヤーカット
  2. 高周波焼入れ
  3. 研磨(外径・側面など)
  4. ワイヤーカットで仕上げキー溝加工

焼入れ前と後でキー溝を2回加工するため手間は増えますが、
これが 強度を落とさず、精度を出すためのベストな方法 です。
キー溝の位置がずれない用に水平にセットする事が重要になってきます。


■タチバナ製作所の担当範囲

今回は キー溝加工のみ当社で対応
焼入れ・研磨・歯車の仕上げはすべてお客様が担当されます。

周囲には歯車の歯形があり、もちろん写真には写せませんが、
「そりゃ重いわ…」というサイズ感。
正直、治具に乗せるだけでひと仕事でした。


あ~重たかった。

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