またもや、プレス金型ダイの追加工!!
part.1のブログ に続き第2弾です。
シャー角といってプレスの力を分散するために、刃の部分を斜めにする加工です。前回同様、高硬度材(HRC60)というカッチカチの硬さ以外はいたって単純な加工です。
“焼入の金型にシャー角をつける。Part.2” の続きを読むワイヤ放電加工・マシニング加工
㈲タチバナ製作所
TEL:044-266-5173/FAX:044-266-5198
親父と息子たった2人の町工場
機械加工の事ならお任せ下さい!
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またもや、プレス金型ダイの追加工!!
part.1のブログ に続き第2弾です。
シャー角といってプレスの力を分散するために、刃の部分を斜めにする加工です。前回同様、高硬度材(HRC60)というカッチカチの硬さ以外はいたって単純な加工です。
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加工としては単純です。真ん中が2mm深くなるように、傾斜をつける加工をするだけ。。。
問題は材料、、、「高硬度材」プレス金型のダイなのでSKD11に焼きが入ってHRC60くらいあります。
良くある黒いドリル。これがハイス鋼でHRC65くらいなので、HRC60っていったら中々の硬さなんです。そりゃそうか、この板で鉄板を切るんですからね!!
加工としては単純ですが、この硬さをどうやって効率よく削るか、安価に削るかっていうのが腕の見せどころですね~!!
“プレス金型のシャー角をつける。” の続きを読むワイヤ放電加工・マシニング加工
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以前加工した、プレス金型 カット型のダイです。SKD11に焼入れをしHRC60程度のカッチカチの高度になっています。いわゆる高硬度材ってやつですね。
納品して1年くらいたった後、現場の方から板厚が厚いので「シャー角」を付けてほしいと依頼がありました。
「シャー角」=カットするときの力を分散するために、刃の部分を斜めに削る事。
メリット→力が分散する。プレスの小さなプレスでも加工可能になる。金型の耐久力があがる
デメリット→刃先が摩耗した場合、簡単に研磨できない。
タチバナ製作所は金型メーカーではなく、加工屋さんなので加工事に加工賃をいただきます。ただし、自社で手掛けた部品の追加工は【なるべく安く】をモットーにしています。お客さんも費用をもらえるわけではなく、持ち出しの場合が多いですからね。
この辺は小さな町工場なので機械的に価格が決まるわけではありません。
始めはワイヤカットで~とお客様に言われたのですが、ワイヤカットで立ててこの高さを加工すると、かなりお高くなる。。。
タチバナ製作所は高硬度材の加工を得意としているので、マシニングの方が安いですよ~と伝えると、安い方でお願いと言われたので、マシニング加工でさらっと2度くらいの傾斜をつけて加工完了!!
価格を抑えるために、今回はチップ式の工具のみでの加工になりました。
親父と息子たった二人の町工場の息子より。
ワイヤ放電加工・マシニング加工
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