0.2ワイヤー線と0.25ワイヤー線の面粗度の違い!!

イースタン技研さんの0.2mmワイヤー線

タチバナ製作所ではΦ0.2mmとΦ0.25mmのワイヤー線がデフォルトでセットされています。

薄いものでしたら(おおよそ50mm程度まで)0.2mm使用、厚いもの(50mm~)でしたら0.25mmワイヤー線を使用!!

また、0.2mmは小型の機械(300mm×400mm)にセットされているので、小物でしたらこちらの方が小回りが聞きます。0.25は大型の機械(400mm×600mm)にセットされているので、比較的大きくて厚いものはこちらの機械で加工します。

それと隅Rを極力小さくしたいときも0.2mmを使います。0.2mm使用すると隅RがR0.11程度になります。(2CUT以上)

筑波電気さんの0.25mmワイヤー線

という使い分けをしていたんです。今回お客様の加工をしていて、もう一つ気づいたことがありました。今回はプレス金型のパンチ加工!!厚みが60mmあるので通常ですと0.25mmワイヤー線で加工するところですが、隅Rが角の箇所があり、できるだけ小さい隅Rにしてほしいとお客様の要望があり、0.2mmワイヤー線で4回CUTで加工する事にしました!!

できてきた品物を見てみると、予想以上にキレイだ!!4CUTってこんなにキレイだっけ??

と感じました!!そうです。0.2mmと0.25mmでは同じCUT数でも面粗度が違うのです。同じ4CUTでも0.2mmの方が流せる電流が弱いから、キレイに仕上がる!!

言われてみれば当然だけど、意外と気づいてなかったー!!これからはそれも頭にいれて加工をしないとな~!!と思いました。

親父と息子たった二人の町工場の息子より。


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