ワイヤーカットで丸物加工40mm切り欠きも問題なし。タチバナ製作所のワイヤーカット治具紹介

そろそろ年末モードになってきました~。

今回は、SUS304の丸棒に深さ40mmほどのコの字切り欠きをワイヤーカットで加工しました。

浅い切り欠きならマシニングでも対応できますが、40mmの深さになると変形リスクも大きいため、ワイヤーカットの依頼をいただくケースが多いです。

写真のように、丸物をしっかり固定できれば、ワイヤーカットとしては特別むずかしい加工ではありません。
ただし——
丸物を安定して固定できる治具(Vブロック)がないと、一気に手間が増えるのが現実です。


タチバナ製作所が加工をスムーズに終わらせられる理由

うちでは、ワイヤーカット専用の治具をの多くを自作しています。
暇な時間に作るのが一番使いやすいし、現場のクセが分かってるから改良もしやすいんですよね。

今回使ったVブロックのポイントは次の3つ。

① 固定しやすいように両サイドへ切り欠き加工

どんな姿勢でもクランプしやすく、段取り時間が短くなる。

② ワークを直接固定できるように治具にタップ加工済み

丸物が転んだりズレたりする心配がない。

③ ワイヤーカットの弱点(高さが上がると遅い)を避ける低い設計

加工速度をできるだけ落とさず、段取りも安定。


深い切り欠き加工は、専用治具がある町工場が強い

丸物 × 深い切り欠き × SUS304
この組み合わせは、段取りの良し悪しがそのまま品質と納期に影響します。

自作治具を使いながら、なるべくサクッと加工を終わらせています。


親父と息子たった二人の町工場の息子より。


ワイヤ放電加工・マシニング加工
㈲タチバナ製作所
TEL:044-266-5173/FAX:044-266-5198
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