カットした断面を見るためにワイヤカットで切断しています。
中身はうねうねと波打った鉄板が幾層にも重なっています。
熱交換器なんで、重なった層の鉄板が熱を逃がすんでしょうね。中の形状みてると酔いそうになるような感じ。。。
このような製品の断面が見たいって時にはワイヤカットが適しています。ウォータージェットやノコは力が加わるので、薄い鉄板等の場合は変形する可能性があります。レーザーは厚いものは切れないのでNG、&カット面もだれてします。
ワイヤカットはカット面もキレイに見れて、電流で溶かしていく加工なので変形もありません。
ただし、ワイヤカットも苦手な事があります。それは電気を通さない物です。樹脂はもちろんのこと今回は加工の際に剥がしてもらいましたが、シールや接着剤などがついていると加工ができません。シールは剥がれてもいいから~。
と言ってくださるお客様もいますが、違います。剥がさないと加工ができないのです。なのでべったち接着剤が付いているものなどは、それをキレイに剥がしてから加工を進めることになります。
タチバナ製作所では、接着剤が嫌いなワイヤカットのためにアセトンなどの接着剤剥がし液を常備しているのでお気軽にご相談ください。
親父と息子たった二人の町工場の息子より。
ワイヤ放電加工・マシニング加工
㈲タチバナ製作所
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