コンクリートドリルの手研ぎは、ホーニングが大事だった。

ワイヤーカットの調子が悪く。寸法が安定しませんでした。。。

原因は下の主軸に入っている電気を遮断するための板(絶縁板)が割れていたようです。

と書いてしまえば単純なんですが、加工中はなぜ安定しないのかわからず、、、親父さんが、いろいろ苦労してました。バキッと割れてれば良いものを、ひび割れくらいなので気づかなかったようです。

ワイヤーカットって、仕事の1/3は修理やメンテナンスに費やすよねー。とつくづく思います。ワイヤーカット機を入れる際はそこに注意ですね!!

古くなると、当然修理やメンテナンスも増えてきます。修理費用も高くなるのが、フライスや旋盤のように何十年って長持ちさせるのが難しい原因の1つです。

さてさて、まだまだ金型祭りが続いています。今回の金型プレートは、公差外れたところは入れ駒にすれば使ったあげるよ!!と言っていただけたので、助かりました。

プレス金型の場合は、使ってくれるところがおおいですね!!

うちとしては、ここまで寸法ハズレがあると作り直したいのですが、、、

作り直すとなると、①6Fプレート購入、②穴加工、③焼き入れ、④研磨、⑤ワイヤー、と工程が多すぎて納期が間に合わなくなります(>_<)

さぁ、入れ駒を作るために、HRC60の焼入れ材にボール盤で穴を開けるぞー!!

以前の日報

焼き入れ材に359円のドリルで穴をあける!!

に比べると、なかなかシビアな加工です。深さ50mmの穴をφ5のコンクリートドリルであけます!!できれば1本で2穴あけたいです!!

今回は研いだ後に、刃先をダイヤモンド砥石でホーニングかけてみたら、なかなか良い結果になりました。

あまり、サクサク削れるとバキッと先端のビットが欠けます。ツブツブの細かい切粉がでるくらいがちょうどいい感じだと思います。

やっぱ硬い材料はホーニングで刃を丸めるのが大事なんですね^_^

その点、日進の高硬度用エンドミルは、ピンピンに尖ってるのに、欠けずに削れるから好きです。

と、話がそれました。。。

無事に1本で2穴貫通。

ヨカッター^ ^

さっ、急いで入れ駒を作ってくれー!!親父さん!!

親父と息子たった2人の町工場の息子より。


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