ワイヤカットでコの字形状にがっつり切り抜く加工!切り抜き箇所の公差は+/-0.02mm
こりゃ反るな~!!ってのが図面を見た感想!!
今回は調質→レーザー→ワイヤカットって流れです。調質するから少しましかな~!!ってのと、どうせレーザーで切り抜くなら真ん中に応力逃がしの穴をガッツリと開けてもらいました!!
その後に一旦センターに一発ワイヤカット(応力逃がし)
ここまでやっても反るかどうかって、わかんないもんですね~!!
結果は!!反りは問題なし!!
が。。。
思わぬ落とし穴が。。。
今回はワイヤカットの切り抜き箇所以外はラフなのです。板厚面は素材面を使用!!ってココに落とし穴が~!!精度が必要なものを素材面のままワイヤカットってすることがあまりないんで気づかなかったですが、調質して反ってるものを上の写真のように固定するのが良くなかった!!
沿ってるワークをガッツリ固定して反りが修正されちゃう→修正された状態でワイヤカット→精度OKになる→固定を解除すると反りが戻って精度が狂う~T T
今回は幸いなことに、狭まる方向に狂ったので、仕上げに追加工をしてギリギリ公差内に収まりました。納品時に公差内ギリギリなことと、プレートごとに実寸法を記入し、公差内だけどバラツキが有ることをお客様に説明しました~!!
お客様にOKをもらい、無事に完了できて良かったです。
反りばかり気にしてましたが、精度物の時はクランプする箇所の面粗度も大事になってくるなと改めて認識しました~!!
親父と息子たった二人の町工場の息子より。
ワイヤ放電加工・マシニング加工
㈲タチバナ製作所
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親父と息子たった2人の町工場
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