SUS304の板(2B材)でピッチを測る板の製作です。既存の板だと突起が短くうまく拾えないので、突起部分を長くしてミスを無くしたいってお客さんの要望です。打合せを重ねてやっと決まりました。
まずはワイヤーカットで形状と穴を加工!!このくらいの板だと重ねて加工できるんで、精度・価格共にワイヤーカットが向いている製品ですね。
中の穴は一般公差ですが、この後ジグにはめ込んで裏表から加工するので裏と表の食い違いがでないように、ここでキッチリ精度を出しておかないといけません。治具にはめて着脱もできるようにちょっと大きめのφ6.02㎜で仕上げます。
そのあとは治具にはめ込んで裏表からマシニング3次元加工!!思いのほか食い違いもでず、きれいに仕上がりました。
お客様が顕微鏡で見たところ、とてもきれいにできていると喜んでた!!と商社さんから聞きましあた。お客さんの反応は大切なんで、教えていただけるとありがたいです。
薄い鉄板だと、ワイヤカットとマシニング加工の良いとこ取りができるので、タチバナ製作所には向いている加工でした!!
親父と息子たった二人の町工場の息子より。
ワイヤ放電加工・マシニング加工
㈲タチバナ製作所
TEL:044-266-5173/FAX:044-266-5198
親父と息子たった2人の町工場
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