シャフトへのキー溝加工|ステンレス加工でのクランプ注意点と効率的な方法

今回はワイヤーカットではなく、たまにあるマシニングでのキー溝加工についてです。今回はシャフトへのキー溝加工を行いました。

加工する素材はステンレスで、特に注意すべき点は「切れる刃物」を使うくらいですが、シャフト加工の場合、クランプに細心の注意が必要です。まず、普通にバイスで固定すると、丸物には打痕のような跡がついてしまいます。丸物を平らなバイスで固定すると、点で当たるため、その面が少し凹んでしまうんですよね。

これを防ぐために、写真のようにアルミの板を挟んでから固定しています。この方法で、跡がつくのを防げます。

次に、シャフトの形状が一様ではなく、様々な段差がついているため、その段差をうまく避けつつ加工しなければなりません。加工部分が動かないように、また、ビビらないように固定するのが大切です。今回は小径のジャッキを使ってしっかりと抑えました。

小さなことですが、加工する数量が1個と少ないので、手持ちの道具をうまく使いながら、できるだけ時間をかけずに加工を進めることが重要になってきますね。

親父と息子たった二人の町工場の息子より。


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ワイヤカットの自作のロングジグとキー溝の追加工!!

だいぶ前にワイヤカットの治具を親父さんが作ってました。

長い治具で、大きなワークや遠い箇所をクランプする時に使うものです。長いものがなくて不便だったことがあり、暇な時に作ったは良いが、活躍の場がなく2年以上もすぎていました。。。

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キー加工の深さだけ追加工って。。。

丸物のキー加工!!

なら良いんですが、キー加工の追加工です。深さが0.5mm浅かったので深くしてほしいと。。。イヤイヤ簡単に言うけどこれめっちゃ難しいですよ~!!

前回加工したキーの方向と全く同じにセットするって至難の業。。。しかもその前回はタチバナ製作所ではなく、お客様で加工している。。。

幅の公差は(-0/+0.03)この幅方向を削らないように0.5mm深くしていくおしごとです。

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