Φ48mm長さ250mmのパイプの加工です。
250mmを立てて6ケ試験片を取り出していきます。こんなものノコで加工したほうが断然安いのですが、材質が難削材なこと、切り出し箇所の指示があること、切り代がいくらもない事から、ワイヤカット屋さんのタチバナ製作所にお声がかかりました。
ノコで加工できるものは、わざわざお高いワイヤカットで加工しませんよね。。。うちのワイヤカットで加工すると、250mmの厚みで1分間に0.3mmくらい加工できるスピードです。。。ワイヤカットって遅いですよね。アプローチ箇所や加工終わりになると更にスピードは落ちて、1分間に0.1mm程度になります。。。
10分でやっと1mm。。。
うちのワイヤカットは310mmまで加工できるのですが、255mmですでに加工槽は一杯になります。まだこの機械になって300mm以上を加工したことがないのでわかりませんが、300mm以上になるとヘッドは加工水からでてしまうでしょうね。
これでも以前の旧型機械ですと250mmくらいしか水は貯まらなかったので、機械も少しづつ進化してきていますね。
パイプをブツブツ切っていくってのはワイヤカットは意外と手間がかかるというのがわかっていただけると幸いです。もちろん加工は可能ですが、ノコのように1CUT◯百円というのは難しいのです。
ご了承ください。
親父と息子たった二人の町工場の息子より。
ワイヤ放電加工・マシニング加工
㈲タチバナ製作所
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親父と息子たった2人の町工場
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